スイッチのゲーム

【クリアレビュー】ピクミン3デラックスをシリーズファンがプレイした感想・評価

2021年1月18日

どうも、むらせたいる(@MuraseTairu)です。

「引っこ抜かれて、あなただけについていくー」というゲームよりCDのほうが売れたで有名なピクミンシリーズ最新作!

 

ピクミン3デラックスがSwitchで発売されましたので全シリーズ発売日に買ってプレイしてきた私がレビューしていきます。

 

むらせたいる

スイッチではピクミン4がすぐ発売されると予想してたけど

まさかのデラックス版が発売とのことで意表をつかれたぜ

 

私はWiiU版をプレイ済みだったので、余裕がなければスルーでいいかなと思っていたのですが、

デラックス版でかなり新要素の追加や操作性の改善がされていると聞き、結局購入してクリアまでプレイしてしまいました。

 

ピクミンシリーズに触れたことがない人からピクミン3をやったことないという人までが

このピクミン3デラックスをやりたくなるような魅力をまとめましたので、最後までぜひご覧ください。

 

むらせたいる

これは家にあるぬいぐるみです

可愛いのでみんな買いましょう

 

 

 

ピクミンシリーズとは

まずピクミンってどういうゲームなのかを簡単に説明すると、

ピクミンは謎の植物のような生き物の名前で、集団で行動するアリのような習性をもっています。

 

プレイヤーはピクミンのちからを借りながら敵と戦ったり、お宝や果物を集めていきます。

 

ピクミンの命は儚く、敵に食べられたり、溺れたりして

少しのミスで命を落としてしまいますが敵を回収することで、ピクミンを増やしていくことが可能です。

 

そんな時にか弱く、時に頼りになるピクミンたちを操作しながら困難に立ち向かっていくゲームになっています。

 

ピクミン3デラックスとは

ピクミンシリーズは任天堂が2001年に発売したピクミン1から始まり、

「ピクミン2」「Wiiであそぶピクミン1、2」「ヘイピクミン」「ピクミン3」と人気シリーズとして続いております。

 

むらせたいる

シリーズ物ではありますが、ストーリーとしては繋がりはあまりないので

どこからでも始めやすい作品です!

 

ピクミン3は2013年にWiiUで発売されていたのですが、

新たな要素やシステム面の改善がされた完全版が今回発売されたピクミン3デラックスです。

 

あらすじ

ストーリーは食糧資源を探して宇宙に旅立った調査隊メンバーのアルフ、ブリトニー、チャーリーの3人は

途中で隕石にぶつかってしまい、ある惑星に迷い込んでしまいます。

そこでであったピクミンたちと協力し、フルーツのタネを故郷に持ち帰るための探索を行うことになります。

 

ここまででピクミンという作品とピクミン3デラックスについて軽く理解してもらったので、

ここからはピクミン3デラックスの魅力やWiiU版との違いについて解説していきます。

 

ピクミン3デラックス評価の高いポイント

ココがおすすめ

 

初心者にも優しい新機能

ピクミンというゲームは敵を倒す、フィールドギミックを解く、ピクミンの数を管理する

散らばっている果物を集める、とゲームの中ではやることが多いです。

 

むらせたいる

しかもピクミン3は3人のキャラを切り替えて操作するので

マルチタスクが苦手な人や、ピクミンシリーズ初見には最初は難しいゲームに感じるかも

 

しかし、本作はシリーズ初心者でも直感的・快適にプレイができるような新機能がもりもり追加されています。

 

まずひとつ目はヒント機能。

ピクミン3のエリアはエリア切り替えもあり、シリーズの中でも特に入り組んでいる方なのですが

 

探索に行き詰まった時に十字ボタンを押すだけで次の目的地を矢印が導いてくれて

何をすればよいのかを教えてくれるので、方向音痴の人でも安心ですね。

 

2つ目がロックオン機能と突撃の改善。

ピクミンは基本、運びたいものや、倒したい敵にむかってカーソルを合わせピクミンを投げることでアクションを起こします。

この指定した場所にピクミンを投げるというアクション、初心者は対象物にカーソルを合わせるということが難しいです。

 

むらせたいる

この要素がピクミンの難易度を

上げていると言っても過言ではない

 

ピクミン3デラックスでは新たにロックオン機能が新たに追加され、ZRボタンを押すだけで近くの運びたいものや

敵に向かってカーソルを自動で合わせてくれて、ターゲットの切り替えも再度ボタンを押すだけで簡単に可能です。

 

その他にも突撃というピクミンを投げずに攻撃・運搬させるアクションがあるのですが

WiiU版では予備動作のロックオンをするときに画面がアップになってしまうので、使いづらいけど使わざるをえないアクションだったんですよね。

 

この突撃もXボタンを押すだけで簡単にアクションができるようになったので

攻撃や運搬などがよりスムーズに操作が可能になりました。

 

もう3つ目は全員集合機能です。

ピクミンといえば1日十数分の制限時間のなかで探索をしていくのですが、

制限時間をすぎると日没となり、自分たちの近くにいないピクミンは敵に確実に食べられてしまいます。

 

しかし、本作では宇宙船の前でAボタンを押すことで全員集合をすることが可能で、

フィールドに残されてしまっているピクミンを強制的に集合させることができます。

 

むらせたいる

作業をしているピクミンも集合するので

この機能により日没による犠牲はほぼなくなりましたね

 

シリーズファンにはぬるいゲーム?

ここからは全シリーズをとおしてプレイしている私の厄介な個人的感想と思ってくれていいです。

 

突撃のコマンドが簡略化されたのは嬉しいのですが、ロックオン機能は自分で相手の弱点に狙いをつけて投げるという

ゲームキューブ時代からあったピクミンの醍醐味が薄れてしまったなあとおもってしまいました。

 

むらせたいる

ピクミンを失うのは悲しい事ですが

制限時間ぎりぎりまではぐれたピクミンを必死に探す緊張感が過去作にはあったので

全員集合機能のある本作では物足りなさを感じましたね

 

この追加機能が便利すぎてゲームとしての難易度はかなり下がっており、

シリーズ経験者の方は特にあっさりクリアしてしまうと思いますが、その問題は後でしっかりと解決するので安心ください。

 

本作で今までのピクミンの難しい操作を取り除いたことで、

ピクミンシリーズを新規ではじめる人にとっては誰でもとっつきやすくなるので

 

むらせたいる

私はなんだかんだ新機能は

あってよかったと思っています

 

SwitchはWiiU時代と比べると人口も比較にならないぐらい多いので、

任天堂もピクミンシリーズを誰でも気軽にプレイできることを想定しているかもしれませんね。

 

経験者でも満足できる新要素

ロックオン機能や突撃の追加によりやりさすさは格段にあがりましたが、ゲームとしての難易度が下がってしまったのは事実で、

私はすでにWiiUでプレイしていたのもありますが、ストーリー自体は10時間もかからずにクリアができました。

 

しかし、ストーリーだけではボリューム不足なのはNintendoも想定していたらしく

その後のやりこみ要素やサイドストーリーが数多く追加されています.

 

まずやりこみ要素の一つが難易度の変更設定。

本作はストーリーを始める時に、ゲームの難易度をふつう、難しい、ゲキカラの3段階から選ぶことができます。

 

難易度

  • 難しい:1日の経過時間が4分短縮され、敵のHPが強化
  • ゲキカラ:1日の経過時間が5分短縮され、敵のHPが強化されるピクミンの上限が60匹、ジュース量が減る

 

この難易度変更により、ノーマルのプレイでは満足できなかったプレイヤーはやりごたえのあるプレイにすることができますね。

 

ちなみに私はイージーとハードを両方プレイしたのですが、イージーは慣れた人がプレイするとゴリ押しでクリアできてしまい拍子抜けしてしまうと思うので

過去作をプレイしたことある人はハードでプレイすることをおすすめします。

 

注意

  • ゲキカラは難しいをクリアしないと選択できませんが、ピクミン3デラックスの体験版をダウンロードすることで
    すぐにゲキカラにチャレンジすることができます

 

そして、2つ目がミッションモード。ミッションモードは決められた条件、決められた数のピクミンでお題をクリアしていくモードです。

 

ミッションモードには「お宝をあつめろ!」「原生生物を倒せ」「巨大生物をたおせ」の3つがあり

WiiUとの違いは「おたからをあつめろ」にあります。

 

本作はWiiUではダウンロードコンテンツになっていたステージ+新ステージが最初から追加されているので、

より多くのステージでスコアを更新するやりこみをすることができます。

 

むらせたいる

オンラインに接続することで全国ランキングにも参加できるので

競技性のあるピクミンを求めている人には嬉しいですね。

 

ちなみにピクミン2で使用できた紫ピクミン、白ピクミンもミッションモードでは使用することができます。

 

むらせたいる

紫はピクミン2で暴れすぎて

弱体化をくらっていましたねw

 

最後3つめがサイドストーリーミッション、私はこのサイドストーリーのためにピクミン3デラックスを購入したと言っても過言ではありませんでした。

サイドストーリーミッションは過去作の主人公であるオリマーたちが活躍するストーリとはまた別のストーリーをプレイできます。

 

ゲーム性自体は先ほど紹介した「おたからをあつめろ」とほとんどおなじで、最初は正直拍子抜けしていたのですが、

途中から初代ピクミンでの目標でもあった宇宙船パーツの回収ミッションや、ボス戦などをプレイすることができます。

 

むらせたいる

宇宙船パーツは懐かしい物が多く、ネタバレになるので言いませんが

過去作をプレイしていた人は興奮間違い無しの要素がかなりあったので

シリーズファンは絶対に楽しめると思います。私も懐かしのシーンには鳥肌の連続でしたね。

 

飽きさせないような新要素

デラックスになってプレイヤーを飽きさせないよう追加されていた要素を2つ紹介します。

1つ目が進級バッジ。進級バッジとはゲームの達成度に応じて入手できるアイテムで、

プレイステーションのトロフィーシステムと同じようなシステムですね。

 

むらせたいる

こういう実績あるだけで

モチベ上がる謎の現象

 

進級バッジのなかには簡単に取れるものもあれば、かなり難しいものもあるので、

進級バッジのコンプリートを目標にストーリーを周回するのもはまりそうですね。

 

ピクミン2であった要素で、登場する原生生物たちの詳しい生態が分かる図鑑を見ることができるようになりました。

 

むらせたいる

過去作では癖のある説明文が見てて楽しかったので

復活してくれたのは本当うれしいですね!

 

最初はストーリーで使用できる3人のメモを見ることができますが、

ストーリーを進めていくことで、残り2人分の説明も開放されますよ。

 

おすそわけプレイをすることで、2人で協力してストーリーを楽しむことも可能です。

分担作業が重要になるゲームなので、家族や友達とワイワイやったり、最速を目指してクリアを目指すのも面白そうですね。

 

むらせたいる

オンラインプレイでできないのは惜しい

友達も付属してくれ

 

ピクミン3デラックスレビューまとめ

まとめると、ロックオン機能などの新機能により、ピクミンシリーズを初めて触れる人にもかなり優しい作りになり、多くの楽しませてくれる要素も追加されたので、

まさにデラックス版にふさわしい完成度だと思います。

 

慣れている人にはストーリーはぬるく感じるかもしれませんが、難易度の変更や、

ミッションモードなどでやりごたえをうまく調整することで、かなり長期間楽しめるようになっています。

 

ピクミンシリーズ難しそうだけど大丈夫かな?と思っていた新規プレイヤーも

WiiU買わなかったからしばらくピクミンは触ってなかったなという過去作をプレイ済みの人も、

WiiU版をプレイしたけど新要素が気になると思っていた人も全員が楽しめるゲームに仕上がっていましたね。

 

どうも、むらせたいる(@MuraseTairu)でした。

 

 

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