どうも、ムラセ(@Murase7070)です。
今回はドスパラで販売されているゲーミングPC「GALLERIA RT5(ガレリア RT5)」のレビューをやっていきます。
結論から言いますとミニタワーモデルでありながらパフォーマンスは通常モデルと変わらず、ゲームプレイにかなり適しているモデルだと感じました。
高画質設定のゲームのみならず、負荷のかかる動画編集などでも活躍できる性能を持っています。
本記事では「GALLERIA RT5(ガレリア RT5)」を実際に手にとって分かった良さや、外観・性能のレビューをおこないましたので、最後までぜひご覧ください。
GALLERIA RT5の基本スペックレビュー
GALLERIA GCR1650GF7のスペック | |
---|---|
CPU | Ryzen 5 3500 |
メモリ | 16GB DDR4 SDRAM |
グラフィックボード | GeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6 |
HDD | 1TB HDD |
SSD | 256GB NVMe SSD |
マザーボード | AMD B450 チップセット マイクロATXマザーボード PCI-Ex16 x1, PCI-Ex1 x1 / メモリスロット x2(最大 32GB) / SATA3 x4 / M.2 x1 |
入出力ポート | 前面:USB3.0 x2, 背面:USB2.0 x2, USB 3.1 Gen1 x4 |
重量 | 約8.2kg |
価格 | 89,980円 |
パーツカスタマイズも可能
「GALLERIA RT5(ガレリア RT5)」の一部パーツはカスタマイズで性能を上げることができるので、自分の使用用途に合わせて調整が可能です。
CPUは2段階まで上のCPUにカスタマイズすることができるので、なるべく処理能力を上げたい人に推奨です。
グリスはパソコンの排熱・処理能力に大きく関わる場所ですので、個人的にはなるべく良いグリスをカスタマイズしたいところです。
電源は650Wにカスタマイズが可能。ハードディスクを複数増設するのであればカスタマイズ推奨です。
メモリは32GBにカスタマイズ可能です。動画編集ソフトを起動しながら他のソフトを起動するなど、負荷のかかる作業を予定しているのであればカスタマイズ推奨。
初期搭載のSSDは、かなり自由度の高いカスタマイズが可能。容量や読み込み速度を上げたい方はカスタマイズ推奨。
初期搭載のHDDも容量を増やすことが可能。ストレージを2つ以上増設したい方も更に追加でカスタマイズできます。
DVDやBlu-rayを読み込みたい方は光学ドライブをカスタマイズしておきましょう。
初期カスタマイズでは有線LANのみの対応なので、無線環境で使用する方はカスタマイズ必須です。
ノートンのウイルス対策ソフトの1年プランを一緒に契約することもできます。
後で別売りのウイルス対策ソフトをインストールするのが面倒な方は購入しておくことをおすすめします。
GALLERIA RT5の外観レビュー
「ガレリア RT5」のパッケージを開けて本体の全体をみるとこのような感じ。
ミニタワーケースを採用しているので幅185mm × 奥行き395mm × 高さ370mmとコンパクトなっており、重量も約8.2Kgと比較的軽めなゲーミングパソコンです。
フロントは特徴的なデザインをしていますが、全体的にはシンプルかつスマートなケースに仕上がっております。
一般モデルのゲーミングPCと比較すると大きさの違いは歴然です。
なくべく場所を取りたくないパソコンが欲しい方には重宝しますね。
ここまで小さいミニタワーケースにも関わらず
なんと性能は普通のゲーミングPCと全く同じ!
ミニタワーケースは振動しやすいので、底面には大型のケースでも使用されているゴム製のインシュレーターがついています。
そのためケースの安定感も抜群で机に配置したとしても振動は全然気になりませんでした。
最適化されたインターフェース
ミニタワーケースといっても使いやすさへの追求に妥協がないのもガレリア RT5の特徴です。
ケース前方には「USB3.0ポート×2」「マルチカードリーダー」「電源・リセットボタン」「オーディオ入力端子」といった使用頻度の高い端子を揃えています。
リアパネルのインターフェースは以下の通り。
使用頻度の多いUSB端子が充実しているので、周辺機器が接続できなくなるという心配はなさそうです。
- PS/2コネクター
- USB2 x2
- DVI-D端子
- D-Sub端子
- HDMI端子
- USB3.1 Gen1 x4
- LANポート
- オーディオ入出力端子
映像出力は下のグラフィックボードからおこないますので、リアパネルからの出力はサブモニター用となります。
ゲームに強い冷却性能
ゲームプレイで心配になるのがパソコンの発熱によるパフォーマンスの低下ですが、ガレリア RT5はゲームに強い排熱に特化した構造です。
前方パネル下・後方パネル上に2つのファンが設置されているので発生した熱をすぐにPC内部から排出し、外気を取り込み内部を冷却します。
ケース左側の大きめの通気口で、ケース内の熱がこもるのを防いでくれます。
ちなみに、内部ファンには静音性の高いものを搭載しておりファンの音はゲームプレイに支障のない静かさです。
ココがポイント
- 省スペースで変わらないパフォーマンス
- 無駄のないインターフェース
- 排熱処理に強いPCケース
GALLERIA RT5の内部レビュー
ガレリア RT5の内部は無駄のない配置でカスタマイズ性も充実。
5インチベイが2基に3.5インチベイが4基用意されているので、ストレージの増設なども余裕をもってカスタマイズができます。
3.5インチベイ部分は可動させて正面に向けることが可能で、自分で手軽に増設したい方には嬉しいポイントです。
ファンはRyzenの標準ファンが搭載。その隣のメモリスロットは2つで増設することができないので、メモリ容量を増やしたい方はあらかじめカスタマイズして注文しましょう。
電源は550Wの80PLUS BRONZEと平均的なパーツを搭載しています。標準パーツ構成であれば余裕のある容量ですね。
GALLERIA RT5をベンチマークで測定レビュー
「ガレリア RT5」の処理性能を各ベンチマークを利用して測定してみました。
ファイナルファンタジー15ベンチマーク
ファイナルファンタジー15は3Dゲームの中でもかなり重い部類のゲームで、オープンワールドPCゲームなどはこのベンチマークが参考になります。
標準画質で計測したところスコアは「快適」と評価なので、現状どのような重いゲームも高画質でプレイできます。
ちなみに設定画質を高画質にしても結果は変わらず「快適」でした。
ファイナルファンタジー14ベンチマーク
ファイナルファンタジー14はMMOゲームで限られたマップを読み込みますので中くらいの負荷がかかります、PUBGなどのバトロワゲームはこのあたりが参考になりますよ。
スコアは「非常に快適」との評価なので、画質・エフェクト設定を最高にしてもヌルヌル動くスペックを持っていますね。
ドラゴンクエスト10ベンチマーク
ドラゴンクエスト10は軽めのグラフィックで動作するゲームです。フォートナイトやAPEXなどはこのあたりを参考にしてください。
スコアは「すごく快適」との評価。標準画質であれば一つの基準でもある144FPSのパフォーマンスを引き出すことができます。
CINEBENCH
CPUのシングル・マルチの性能をCinebenchで計測してみました。
Ryzen 5 3500を搭載しており、ゲームだけでなく動画編集などの負荷のかかる作業もこなすことが可能です。
左下ランキングを見る限り、IntelのCorei7-7700Kの処理能力以上のパフォーマンスを発揮していますね。
3DMark
3DMarkというグラフィック処理能力全体を計測できるソフトでGALLERIA RT5をテストしてみました。
グラフィックボードはGeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6を採用。3GBメモリのグラフィックボードではパフォーマンスが落ちてしまう一方、
このGeForce GTX 1660 SUPER 6GB GDDR6は6GBのメモリにより、映像処理パフォーマンスを落とすことなくゲームプレイをすることができます。
GALLERIA RT5レビューまとめ
今回は「GALLERIA RT5」を実際に手にとって見て感じたレビューをおこなっていきました。
9万円台のデスクトップPCでPCゲームが快適にプレイできるかつ、ミニタワーの省スペースで場所を取らないのも強みなのでコンパクトなゲーミングPCを求めている方におすすめです。
ドスパラのパソコンは注文から当日~2日には発送されますので、すぐにパソコンが手元に欲しい方には最適なショップですよ。
どうも、ムラセ(@Murase7070)でした。