スイッチのゲーム

【レビュー】桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番を徹底評価してみた

2021年8月12日

どうも、むらせたいる(@MuraseTairu)です。

「桃太郎電鉄シリーズ」が4年振りに完全新作で任天堂スイッチで発売されました。

今回桃太郎電鉄シリーズの新作。桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番!の評価、感想をレビュー風に語っていきます。

パーティーゲームとして盛り上がる定番ゲームとして親しまれてきたゲームなので知っている人も多いですよね。

 

むらせたいる

私も学生時代学校帰りに友達と大声出しながらプレイしたり

兄弟で喧嘩しながらプレイした思い出が蘇りました

 

しかし、聞いたことはあるけどどんなゲームなのか知らない人も多いのではないでしょうか?

今回は桃鉄を知らない人でも理解できる魅力や、すでに桃鉄をプレイっしている人に向けて今までのシリーズと何が変更されたのかを語っていきます。

 

 

桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番とは

1988年12月のシリーズ第1作が発売されてからおよそ32年愛されてきた大人気パーティーゲームで、

2017年にニンテンドー3DSで発売された『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本でシリーズを終了する予定だったらしいのですが、桃鉄の生みの親である「さくまあきら」さんに

お孫さんが誕生したとのことで孫に楽しんでもらいたい『桃鉄』をもう1回作りたくなっていたとのことで、今作が発売されることになりました。

 

お孫さんには感謝しかないですね、インタビューではKONAMIからの熱い要望も復活させるポイントになったそうです。

では桃鉄は他のすごろくパーティーのゲームと何が違うのか、どんな要素が面白いのかを語っていきます。

 

桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番の良い点をレビュー

桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番!の良い点を順に語っていきます。

 

誰がプレイしても差が出ないゲーム性

パーティーゲームでよく起こることですが、実力差が出る要素が少しでもあると、もともとプレイしていた人や、ゲームが得意な人が有利になってしまうことも多少あります。

 

むらせたいる

マリオパーティーとかだと結構プレイしていてミニゲームに慣れている人と

所見でミニゲームをやる人では差は多少出ますよね。

 

桃太郎電鉄は、そういった実力に左右される要素が移動する立ち回りのセンスぐらいでほとんどなく、

ランダム要素が強いゲームなので、老若男女、既プレイヤー、未プレイヤー関係なくいつでも楽しむことができるパーティーゲームとしては理想の形に完成されています。

 

システムとしてはプレイヤーは鉄道会社の社長となり、サイコロを振って出た目の数だけ進み日本全国からランダムで選ばれる目的地を目指しつつ、全国各地の物件を購入し資産を増やしていきます。

最初に何年間でプレイするかを選択可能で、1年の1ヶ月が1ターンに相当し、4月から3月までの1年が12ターンです。3年でだいたい1時間ぐらいですね。

 

年度末には所有する物件に応じて収益が手に入る他、誰かが目的地に入るとゴールしたプレイヤーに賞金が入り、

再度また目的地が選ばれの繰り返しで、終了した時点で資産が最も多かったプレイヤーが優勝となります。

 

これだけ聞くとマリオパーティーみたいなくゲームかな?とおもうかもしれませんが、

すごろくゲームのなかではぶっ飛んだ要素も多いので、友情崩壊ゲーとして有名です。

 

貧乏神によるどんな場面でも逆転の可能性

パーティーゲームはターン数が進んでいくと、順位の差が開いていくのが普通ですが、

桃太郎電鉄では差が開いたとしても逆転できる可能性が最後まであり、現状トップの人も常に油断できない要素が結構用意されています。

 

桃鉄の代名詞でもあり友情崩壊の根源でもあるとんでもない要素です。

このゲームでは誰かが目的地にゴールした時点で目的地から最も遠い位置にいたプレイヤーには妨害キャラクター「貧乏神」がとりつき、

毎ターン自分の購入した物件を勝手に売られたり、物件やカードを通常の何倍もの金額で勝手に購入してきたりと迷惑な行動を取ります。

 

貧乏神を消す方法は無く、別のプレイヤーとすれ違ってなすりつけるか、誰かが次の目的地に到着したときに他人に移るのを待つしかありません。

さらにはランダムで貧乏神がさらに悪いことを起こす「キングボンビー」や物件を次々に潰してしまう「ハリケーンボンビー」などに変身して

更なる被害をもたらすため、友達や家族とプレイしているとボンビーのなすりつけあいで良い意味でも悪い意味でも盛り上がります

 

戦況を変えるアイテムカード

桃鉄では自分のターンにいろいろな効果を持ったカードを使用することが可能で、このカードで自分を有利にもっていったり、ほかプレイヤーを邪魔したりすることができます

移動系のカードも結構種類があるので、サイコロを2個にしたり、多いものだと5個にして一気にライバルを出し抜ける強力なものがあります。

 

むらせたいる

邪魔する系のカードだと、相手のお金を盗んだり、他のプレイヤーのカードを奪ったり

うんちで通路を塞いだりとユニークなカードを使用することができます

 

今紹介したカードはほんのひとつまみで全104種類のカードが存在するのですごろくパーティーゲームの中でもトップクラスのアイテム数ですね。

桃鉄は日本の舞台にした1つのコースしか存在しませんが、アイテムやイベントの数が多いので繰り返しプレイしても全然飽きない要素が満載となっています。

 

様々なイベントで盛り上がる

桃鉄ではサイコロを振って止まるマスによって様々なイベントが起こるので、どこにとまるかを悩むワクワクがとんでもないゲームです。

 

すごろくでは定番のお金が増えたり減ったりする赤青マスを基本に、カードをランダムで貰える黄色マス、物件やカードを購入する駅マス。

指定はできないけど長距離移動ができるヘリ乗り場や一発逆転の宝くじマスまでどこに止まるかの駆け引きを常に楽しむことができます。

 

マスに止まるイベント以外にも、食べ物関係の物件を購入しているとコンクールで入賞して決まった額のお金が入ってきたり、ご当地のキャラに邪魔されたり助けられたり、

シリーズ恒例のスリの銀次にお金を根こそぎ取られてしまう理不尽なイベントまで選り取り見取りです。

 

日本に詳しくなる

日常で暮らしていると絶対に読めないような地名の読み方や各地方の名物などを覚えてしまうのは桃鉄あるあるだと思います。

 

日本を忠実に再現したマップを常に移動しているのでどの県のどのへんにどんな場所があるのかや駅名を意識していなくても覚えていきます。

それだけでなく物件名や地方のイベントなどでその地方でなにが盛んで何が有名なのかも自然に楽しみながら頭に入っていきます。

 

下手に授業で学ぶより楽しくついでに無意識に社会も学べる一石二鳥なゲームです。

 

一人で桃鉄は楽しめる?

結論から言うと他のパーティーゲームよりは一人でも楽しめるような工夫がされています。運要素が他のパーティーゲームより多いということもあり、

プレイヤーがプレイするとき特有のアクションもわかりにくいですのでCPUだよと言われなければプレイヤーがプレイしている動きと遜色はあまりありません。

 

もうひとつ、このゲームのNPCはただのNPCというわけではなく、しっかりと特徴的なキャラクターを選択することができます。

しかも見た目だけでなくキャラごとに使ってくる嫌がらせが違い、弱いキャラから強いキャラまで用意されているので

自分が慣れてきたタイミングで強いNPCにするなど、難易度を簡単に制御できます、ゲームの途中でキャラをかえることもできますよ。

 

今作からの変更点

ではここから最新作になって桃鉄は何が変わったのかを語っていきます。

 

前作でも一部デザイン変更はありましたが、今までの桃鉄シリーズはどい たかゆきさんのゆるくて特徴的なイラストで描かれており、桃鉄といえばこのイラストという人もいますよね。

今作からは全てのキャラのデザインが変更され、ぷよぷよフィーバー、ボンバーマンRなど一新されるようなシリーズの

イラストを数多く担当しているたけなみ ひでゆきさんが担当しています。

 

なので過去作をプレイしていた人は、少し違和感があるかもしれません、私もそこまで気にしてはいなかったですが多少は違和感はありました。

ですが、ゲームを起動して2秒後にそんなことはどうでもよくなりました。

夜叉姫ちゃんが可愛すぎてゲームをプレイしていても度々登場してくれるので、緊張感のあるプレイでも癒やされます。

 

今作から私達に襲いかかるボンビーにあらたな種類が登場し、ボンビーがついているプレイヤーは警戒するものが増えました。

その中でも一番やばいボンビーがデストロイ号。

 

キングボンビーの最終形態で、取り付いているプレイヤーのみならずランダムで周りの物件を燃やし尽くし、苦労して購入した物件をパーにしてしまします。

 

むらせたいる

私も一度とりつかれたとき、一回でマイナス20億もの物件が燃やされ発狂しました。

 

デストロイ号は取り憑かれていなくても無差別に物件を燃やすので正直対策としてはなるべくいろいろな場所で物件を買ってリスクを分散させるしかないですね。

 

今作はなんと言ってもフレンドであればオンラインで対戦をすることができます。

ただし、知らない人とのマルチプレイはできないので注意です。

 

途中セーブにも対応しているので、長い年数設定していてもいつでもやめて再開することができます。

スタンプも使用できるのでボイスチャットがなくても反応ができるのは嬉しいですね。

オフラインのマルチではコントローラーを複数用意しなくても、コントローラー一つを入れ替えながらプレイできるので、人数はいるけどコントローラーが足りないということにもなりません。

 

今作では最新の時代にアップデートされた日本がゲームにもしっかり反映されています。

新しいご当地キャラや、高輪ゲートウェイ駅・新国立競技場など時事ネタを感じられる時代を考慮した細かいこだわりはさすが桃鉄といったかんじです。

 

桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番レビューまとめ

個人的にはいつもの桃鉄が最新のゲーム機で遊べるというだけで大満足でした。

パーティーゲームのなかではめちゃくちゃ感情がでて思わず声が出る、大盛りあがり間違い無しのゲームなのでぜひ家族、友人とプレイしてみてください。

一人でも楽しめる工夫もされており、桃鉄をプレイしたいけど周りにやってる人いないな-という人も遊びやすくなっているので、

一人で桃鉄の雰囲気を味わうだけでも全然ありだとおもいます、桃鉄は次回作から友達も付属してください。

 

 

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