どうも、むらせたいる(@MuraseTairu)です。
アサシンクリード最新作となるアサクリ ヴァルハラが発売されました。
なんといっても本作はPS4だけでなくPS5でもプレイができるので、アサクリシリーズのきれいなオープンワールドをより美しいグラフィックで楽しめるのはかなり魅力的ですね。
しかし、アサシンクリードシリーズはかなりのシリーズが発売されているので、今更手をだすのもなあと思っている人も多いんじゃないでしょうか?
爽快なアクションやアサシンのような暗殺アクション、きれいなグラフィックのフィールドなど、オープンワールドの中でもかなり魅力のあるゲームです。
知らないというだけで今後プレイしないゲームになってしまうのは個人的には非常にもったいないゲームです!
そこで今回はアサシンクリードシリーズを触ったことがない人から、シリーズをちょこちょこ触っている人まで、
アサシンクリードヴァルハラをプレイしたくなるような魅力をファンが語っていきます。
クリア時間としては50時間ほどでやりこみ要素もそこそこ進めながらプレイしました。
動画でもレビューしています!
アサシンクリード ヴァルハラとは
レインボーシックスシリーズやウォッチドッグスシリーズなどを開発しているユービーアイソフトが発売するアサシンクリードシリーズ最新作です。
アサシンクリードは2007年に第一作が発売され、それから累計本数1億4000万本の売上を誇る大人気シリーズで、アサシンクリードヴァルハラで本編13作品目になります。
ストーリーが繋がっているシリーズなどもありますが、
基本は共通の世界観を持っているけど直接の繋がりはないので、今作ヴァルハラから始めても楽しめる作品になっています。
知っていると多少は楽しめる要素があるので、ヴァルハラでアサクリにハマった人は是非過去作にも手をだしてみてください。
アサシンクリードヴァルハラの舞台
では今作ヴァルハラはどのような舞台でどのような物語なのかを軽く解説します。
あらすじ
時は9世紀。ヴァイキングの「エイヴォル」は、終わりなき戦争と困窮から脱却すべく
故郷ノルウェーを去ることを決意し、新天地を目指し戦士団を率いて極寒の北海を渡り新たな定住地を築こうとしていました。
そしてたどり着いた舞台は国同士が過酷な戦いに明け暮れていた、中世ヨーロッパ暗黒時代のイングランドでした。
エイヴォルはヴァルハラに迎え入れられるため、イングランドで戦い敵地を略奪していきます。
ヴァルハラ”とは、北欧神話に登場する、勇敢な戦士の魂が導かれる宮殿のことです。
ヴァイキングたちは勇敢に戦って死ぬことでヴァルハラに導かれると信じており、それがこの上ない名誉になります。
アサシンクリードヴァルハラの良い点をレビュー
ココがおすすめ
- これまでにない戦闘システム
- ヴァイキングらしいイベント「強襲」
- 充実した育成要素
これまでにない戦闘システム
アサシンクリードのイメージと言えば、アサシンの名の通りスマートな立ち回りで敵に近づいて倒していくというイメージが強いです。
本作の主人公であるエイヴォルは、ヴァイキングなので派手で豪快な戦い方をすることが可能で、手斧を敵に投げたりなど、今までのアサクリシリーズでは考えられないプレイができます。
まずヴァルハラのメインともなる新要素で、右手、左手にそれぞれ違う武器を装備できるようになったため、プレイスタイルの幅が尋常ではないほど広がりました。
片手剣、片手斧、両手斧、盾、槍、盾などを好きなように装備可能なうえ、さらには右手に持つ武器によって攻撃方法が全く違うものになるので、
どの攻撃スタイルが自分にあっているのかを探すのも面白いです。
遠距離から弓で高台の敵に攻撃をすることなども可能!
攻撃方法はアクションの基本でもある武器での攻撃、ガード、パリィ、ステップ回避の他にも、攻撃するとアビリティゲージが溜まっていき
ゲージを消費することで遠距離または近距離アビリティで強力な攻撃をお見舞いできます。
もう一つ、今までと大きく違う点は回復のシステムで、
前作は非戦闘時に自動回復がされる仕様でしたが、ヴァルハラでは自動回復が廃止されフィールドの薬草、
果物などをいつでもとって回復することができるようになり、体力がMAXの場合は回復アイテムのストックもできます。
ヴァイキングらしいイベント「強襲」
私がヴァルハラをプレイしていて一番楽しくて、これだけでも買う価値があるとおもったポイントです。
自分の領地を増やすため、今作はバイキングだと言わんばかりに敵地に攻め込んでいくことが多いです。
シリーズ定番でもある拠点制圧という敵地に一人で潜り込み目標を倒す要素がありましたが、ヴァルハラでは一味違い仲間全員で敵地を正面突破します。
流れとしては、まずヴァイキング船に仲間と乗って敵からの攻撃かいくぐり、敵の砦に攻め入ります。
そして、敵地についたら敵を掃討しながら進行し敵のリーダーを倒して砦を制圧するといった感じです。
アサシンとは何だったのか…
ですが、ここからがヴァルハラの魅力で、ただ敵を倒しているだけでは制圧することができず、戦況を把握しながらいかに味方を生存させて敵地に進行していくのかを考える必要があります。
例えば、仲間と一緒に破城槌で扉を突破して奥に進行していくこともできますし、味方を助けてサポートをすることも、敵の弓兵を倒して味方を攻めやすくさせるなど
今までのアサクリシリーズでは絶対に考えなかった仲間と戦況を見極めながらのプレイがかなり新鮮でした。
敵の領地をじわじわ支配していくのが好きな私のような人は絶対ハマりますよ
ただし、毎回このような襲撃をするわけではなく、一人で侵入してステルスプレイをしていく従来のシリーズの楽しみ方も、かなりする場面は多かったので
個人的には味方と押せ押せプレイと、ステルスプレイで2度美味しいゲームでしたね。
充実した育成要素
オリジンズやオデッセイではレベルシステムが有り、レベルが上っていくと敵の強さが変化していきました。
好きな人もいると思いますが、レベリングをしたり敵が強くて探索が制限されてしまったり、暗殺をしようとしたのに敵が強すぎて
ダメージが全然入らないといったオープワールドの自由度を制限していまう要素にもなっていました。
本作ではキャラクターと武器のレベルシステムが撤廃され、代わりに冒険の中で獲得したスキルポイントを使って
キャラクターを強化するといったRPGゲームのような育成をしていくことが可能になったので、
自分が好きなように強化した自分だけの主人公を目指すことができるようになりました。
スキルツリーはこのような星座型になっており、潜入、遠距離、近距離の3つの分岐から強力なスキルに派生していくことができます。
スキルをバランスよくとっても良いですし、1つに特化させるプレイも面白そうですね。
暗殺もレベルシステムの廃止によってシリーズの代名詞とも言えるステルスプレイがやりやすくなりました。
格上の相手を暗殺する際は、暗殺の成功率が高まるメーターが追加され、タイミングよくボタンを押すことでダメージが上昇します。
先ほど紹介した強襲では敵のリーダーにもうまく背後をつくことができれば奇襲することが可能で、HPを大幅に削ることができます。
もう一つ、キャラの育成以外にも、今作ヴァルハラでは自分たちの定住地を自分の好きなように発展させていくことができます。
発展させると見た目だけでなく、ゲームプレイもスムーズになっていくので、何もなかった場所を少しずつ発展させる楽しさも個人的には魅力に感じました。
アサシンクリードヴァルハラのシリーズ恒例の要素レビュー
ここからアサシンクリードシリーズ恒例の要素がヴァルハラではどのように変化したのかを語っていきます。
ココがおすすめ
- 広大なフィールド
- ps5版との違い
- ミニゲームが予想以上に楽しい
広大なフィールド
アサシンクリードのオープンワールドはオープンワールドゲームのなかでも特に広大で作り込まれているので、
PS5のきれいな映像でプレイしたいという人がほとんどだと思います。
しかし、過去作の中にはマップが広すぎて探索が無駄に時間がかかるシリーズもあり、特に前作オデッセイでは無駄に広すぎるという意見が多かったようです。
ヴァルハラではその反省を活かし、マップの広さを抑え密度にこだわり、探索していて楽しいオープンワールドゲームに近づけられています。
前作前々作のオリジンズ、オデッセイと比べるとこのような感じ。
前作オデッセイが広すぎたので、サイズ感はオデッセイより狭く、オリジンズより少し広いぐらいになっており、
マップには川や海がバランスよく配置されているので一辺倒な探索にならないような作りになっていますね。
本作ではアビリティを習得するためのアイテム集めや、サブクエストをこなすためにフィールドを探索していくことが多いゲームですが、
現状私は飽きることなくプレイできているので、今回は相当マップの作り込みに気合を入れているのが感じられました。
フィールドがただ広いだけでなく隠しアイテムを探していて楽しいのは好感触ですね。
目的地への移動もファストトラベルだけでなく、目的地までの船の自動操縦機能もかなり便利でした。
ps5版との違い
PS5との大きな違いはグラフィック向上、レイトレーシング技術により映像がより美しくなり、フレームレートも上がったのでヌルヌル映像が動きます。
もう一つ、オープンワールドゲームで嬉しい違いはロード時間が短縮されるので数十秒のロードがなくなるのは嬉しいですね。
PS4版からのアップグレードは公式ストアから無料でダウンロードできます。セーブデータもデータバックアップ、UBIアカウントの連携で可能です。
シナリオ分岐
アサシンクリードシリーズは、作り込まれたメインクエストや
サブクエストのなかで起こる選択肢によって変化するシナリオにも定評があります。
もちろん本作ヴァルハラにもしっかりとその要素は引き継がれており、
敵のリーダーを活かすか見逃すかなどの選択肢など生存するキャラクターまでをもプレイヤーに委ねられているので
自分の言葉選びや行動が一時の展開だけでなく、今後のすべての展開に関わってくるのがめちゃくちゃ面白いですね。
なお本作の舞台イングランドには小さな国が多く存在し、その国と同盟を結ぶことが可能で、
どこの国から同盟を結ぶかなども展開やプレイのしやすさにも関係してきます。
とにかく選択を委ねられ、すべてが自分の責任になるというのが緊張感のあるプレイを生んでくれましたね。
ミニゲームが予想以上に楽しい
本作ではフィールドの至るところでミニゲームをプレイすることが可能で、酒飲み対決や釣り、
サイコロ遊びなど魅力的なものが多い中、ひときわ目立つゲームがフライティングです。
フライティングとはいわゆる口論詩、現代風に言うとラップバトルで、表示される三択の中から正しい選択肢を制限時間内に選んでいきます。
やり方としては韻を踏むような互換のものを選んでいくのですが、驚いたのが日本語翻訳の凄さです。
もともと英語のゲームのラップをよくここまで翻訳できたなと思うぐらい違和感のない日本語吹き替えのラップになっていたので
選択肢が成功するたびに今でも、おおー、と感心してしまいます。ほんとプロでも雇って翻訳したのかと思うぐらいきれいなので、試してほしいミニゲームの一つですね。
アサシンクリード ヴァルハラレビューまとめ
アサシンクリードヴァルハラを一言でまとめると、過去作の不満要素がうまく改善され、
良かった要素はうまく引き継がれている、大きな違いはないけどいつもどおり楽しめたアサシンクリードシリーズという感じでした。
私は少し前にヴィンランド・サガというアニメをみていてヴァイキングの世界観に興味があったので、
自分自身がヴァイキングになって雰囲気を楽しむことができる貴重な体験ができて大満足でした。これからもちょくちょくやり込んでいく予定です。
またPS5のグラフィックを楽しむためのオープンワールドゲームにもかなり適していると思います。
最初はバグや規制問題も炎上し結構話題になっていましたが、私個人的にはそれを差し引いてもプレイしてよかったゲームでした。
ボリュームもかなりあるので、アサクリシリーズファンもシリーズ初見の人も楽しめる作品ですね。
どうも、むらせたいる(@MuraseTairu)でした。